風情溢れる京都の桜

桜

季節を通じて美しい京都

京都は世界にも知られている一大観光地です。
国内からも修学旅行に行く場所として中学などで京都に行った思い出を持っている人も多いですし、春の桜、秋の紅葉など美しい景色を京都へ行くことも多いと思います。

桜の名所は京都以外にもたくさんの名所がありますが、京都の桜は伝統あるものも多く、大木の桜、また歴史的に価値のある桜なども多いのです。
神社仏閣と桜、美しい背景があるからこそ桜もさらに美しくなる・・京都の桜は別格といってもいいくらいに美しいところが多い、だからこそ見に行きたいと思う人が多いのだと思います。

京都御苑の枝垂れ桜と桃の競演

3月下旬位から4月上旬くらいまで、上京区京都御苑の枝垂れ桜と山桜、里桜、さらに隣接する桃林の桃、という他では見ることができない桜と桃の競演をみる事ができるのです。
江戸時代、宮家、公家が暮らしたこの場所の桜を見に、季節になると大勢の観光客が訪れます。

枝垂れ桜は3月中旬くらいから、次に山桜、里桜と続き、最終的に5月あたりまで楽しむことができる場所です。
桃は3月中旬くらいから、70本ほどの桃が開花、桜は総計で1000本もの数があり見事としか言いようがない景色になります。

たくさんの種類の桜が美しく咲き誇る京都府立植物園

桜正門の花壇と観覧温室、その北側を埋め尽くすようにピンク色の美しい桜林が見る元を圧倒する・・それが京都府立植物園の桜です。
この植物園には130品種、450本もの桜、さらに春の息吹を感じさせる美しい花々が咲き誇ります。

4月上旬にはソメイヨシノがその短い命をめいいっぱい誇示するように咲き誇り、園内は桜見物の方々でいっぱいです。
この期間、夜にも植物園が開園され、桜がライトアップされたその様は昼とはまた違う妖艶な美しさが見られます。
幻想的な闇夜に浮かぶ桜は一度見ておくべきです。

のんびり散策を楽しみたい、哲学の道の桜

京都市の哲学の道といえば多くの観光客が訪れる名スポットとなっています。
哲学の道近く、若王子神社を通り銀閣寺に至る風情ある小道に桜並木が見られるのです。
疏水に沿うように小道が続き、その両岸から疏水を覆うようにたくさんの桜が並木となっています。

春、桜が一斉に咲き乱れると、桜のトンネルのような様となり疏水にはサクラの花びらがハラハラとちり、流れるピンク色の筋を眺めるのも乙なものです。
この景観を守ろうと地域住民やボランティアの方々が毎年、この周囲を清掃されています。
住民の皆さんの努力によって、この美しい桜の風景が守られているのです。

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